下記はイーグル商会が直接発信するお知らせです

イモビライザーって?

2022年11年25日

イモビライザー(自動車本体と自動車キーに記憶されたIDが合致しない限りエンジンが始動しない装置)は、
2000年頃に新車装備され始めたものですが、装備されていたにも関わらず装着直後から盗難に遭っている
高級車も複数存在します。

★何故盗難できたの?
以下は窃盗方法に詳しい大手錠前メーカーの方から20年程前に雑談として聞いた話ですが

窃盗犯は自動車ディーラーや大手整備工場へ忍び込みロッカーよりイモビライザーのマスタコードが
記載された資料を見つけ出し、同じ店舗内にあるコピー機でコピーをした後に用済み資料を
同じロッカー内にまるで何事も無かった様に戻し発覚が遅れた模様です。

警察では実態を早期に把握していた模様ですが大々的な公表はされておらず
イモビライザー出現により盗難車両台数は減少したもののの、高級車が集中的に狙われた事より
盗難車両に対する被害金額は件数の割に多いのではないかと思われます。

★その後の窃盗手口
窃盗手口の一部を当トピックス2022/8/15に掲載しましたが
その後悪党達の間では店舗に忍び込み資料を盗み出すアナログ手法よりIT手法に移行しています。
「イモビライザーカッター」を皮切りに「リレーアタック」「コードクラバー」「CANインベー
ダー」と次々と新しいITプログラムが利用されている様です。
(各プログラムの詳細はGoogle検索で取得して下さい)

当初のアナログ的手口は会社オフィスでも気付かない間に重要資料が盗取される事も十分考えられ
パスワード等を付箋でディズプレーに貼っていたり、デスクシートの下にメモ保管している方は
特段の注意が必要と考えます。

基幹病院でインターネットウィルス感染

2022年11年1日

2022/10/31「大阪急性期・総合医療センター」(大阪市住吉区)で電子カルテシステムに
『システム障害』が発生し、外来診療、予定手術・新規救急患者の受け入れ停止をせざるを
得ない混乱が生じている模様です。

ランサムウェア感染が原因との事ですが、多分この攻撃のせいで重病でありながら
診療が受けられない患者さんも出現していると思われ
攻撃者に対し「人としての恥を知れ」と直接叱責したい気分ですが
現時点(11/1 10:00)でも復旧の目処が立っていない模様です。

ランサムウェア感染は、
・ウィルスを仕込み暗号化されたメール添付ファイルを開いてしまった
・悪意ある企業や組織からソフトウェアやファイルをダウンロードしてしまった
・Web知識希薄の一部小売店で販売されたり無料配布された某国製USBメモリーを購入し使ってしまった

等が感染の第一原因と考えられ、その感染したPCからネットワーク接続された
PCに感染を拡大させてしまう事より、Webでの連絡が当たり前となった
現代社会において大変な脅威になっています。

核兵器を揺すりのネタに使う等「人としてあり得ないだろう」と考える人が多い中で
それを明言した独裁者が現実に出現してしまい
その独裁国家や支援国より他国へのWeb攻撃が増加している実情より
日本国内の大手病院始め公共機関・政府系機関や組織に攻撃を
仕掛けようとする独裁国や組織が存在していてもおかしく無い状況にあり
そのターゲットの強化されたサイバーセキュリティにより
成果が得られない場合は、中小事業者までターゲットを拡大して来る
可能性があり、Webを利用する全ての人の注意が必要と感じます。