日本の正午は午後零時、英語圏では?
2023年6年21日
ある知人が、某日正午にタクシーを呼ぼうとタクシー予約アプリを利用。配車時刻指定画面で「午前11:55」の次が「午後12:00」更にその次が「午後12:05」と表示され、思わず「ここに登録しているタクシー会社大丈夫?」と感じたそうです。予定していた時刻の12時間違いで配車される不安もさる事ながら、同じアプリの中で行われるクレカ決済にも一抹の不安を覚えた事より、該当のタクシー予約アプリは削除し正しく表示される別のタクシー予約アプリに乗り換えたとの事。
「正午」の日本語の正しい表現は「午後零時」または「午前12時」(117電話で確認してみよう!)。これに対し英語圏での正午(noon)は「12 p.m.」と表現されこれをストレートに日本語変換してしまう事で午後12:00と誤訳してしまう訳です。データの扱いに不慣れであったりプログラマーでは無い人が文書作成時に起こし易いミスで、町内会の回覧や同窓会の案内であれば作成したのがあの人だから仕方無いと諦めがつく問題ですが、多くの人をターゲットにした大規模アプリにおいては致命的なミスと感じます。
(英語圏での正午(noon)は「12 p.m.」の確認は、Excelのセル上で右クリック→セルの書式指定→時刻→1:30p.m. を選択後に入力で試せます)
処方された漢方薬が入手不能
2023年6年4日
一部の病気では漢方薬が処方される事が多くなっていると感じますが、医師により処方された漢方薬が全国的に不足し、調剤薬局に処方箋を提出しても複数種の漢方薬が品不足で入手できない状況の様です。健康な方々にとっては余り問題にならない気がしますが、罹患し処方薬の世話になっている方々にとっては深刻な問題です。
一部の専門家は「新型コロナに漢方薬が有効との情報が増え需要が高まった事」「コロナ禍で原材料輸入が滞り国内供給が間に合わない事」などが原因とコメントしている様ですが「薬不足自体は一部製薬メーカーの不祥事に起因する薬品業界の変化に起因し製造体制が正常に戻るまで当面続く」との見解もありました。以前に、中国において自国製の漢方薬より日本製の物の方が生産管理が緻密で信頼できると噂され訪日客が日本国内の漢方薬を買い漁っている、との記事を目にした記憶もあり果たして何が原因なのかが釈然としない状況です。
医薬品業界の体制が意外に脆弱だった事に少し驚きました。