日本の正午は午後零時、英語圏では?
2023年6年21日
ある知人が、某日正午にタクシーを呼ぼうとタクシー予約アプリを利用。配車時刻指定画面で「午前11:55」の次が「午後12:00」更にその次が「午後12:05」と表示され、思わず「ここに登録しているタクシー会社大丈夫?」と感じたそうです。予定していた時刻の12時間違いで配車される不安もさる事ながら、同じアプリの中で行われるクレカ決済にも一抹の不安を覚えた事より、該当のタクシー予約アプリは削除し正しく表示される別のタクシー予約アプリに乗り換えたとの事。
「正午」の日本語の正しい表現は「午後零時」または「午前12時」(117電話で確認してみよう!)。これに対し英語圏での正午(noon)は「12 p.m.」と表現されこれをストレートに日本語変換してしまう事で午後12:00と誤訳してしまう訳です。データの扱いに不慣れであったりプログラマーでは無い人が文書作成時に起こし易いミスで、町内会の回覧や同窓会の案内であれば作成したのがあの人だから仕方無いと諦めがつく問題ですが、多くの人をターゲットにした大規模アプリにおいては致命的なミスと感じます。
(英語圏での正午(noon)は「12 p.m.」の確認は、Excelのセル上で右クリック→セルの書式指定→時刻→1:30p.m. を選択後に入力で試せます)